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dbNETメールマガジン【VOL.117】

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   ☆★☆   dbNET   Weekly ニュース    ☆★☆
                            【VOL.117  2017年 12月 8日】
 
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■■   今週のもくじ
■ 1. プロローグ
■ 2. dbNET会員紹介  ~株式会社横森製作所~
■ 3. J・Hのささやき 「福沢諭吉について(11)」
■ 4. dbNETファミリーへのリンク
■ 5. エピローグ
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1.プロローグ

こんにちは、志摩です。

師走の到来となりました。
あとひと踏ん張り、頑張ってまいりましょう。

先月の半ば、多摩川の遊歩道を散策していて、面白い光景に遭遇しました。
初めて見る、一種異様な光景でした。
こちらの岸に、およそ百羽ほどの川鵜が陣取り、対岸には、五十羽ほどの鷺が陣取
っていました。
おたがいに睨み合っているというか、対峙しているのです。まるで、川中島でした。
はて、これは一体なんであるかと不思議の感に打たれて、足を止めました。
多摩川には多くの鳥が飛来しますが、特に多く見かけるのが川鵜と鷺です。
鷺はダイサギ、あるいは白鷺というのでしょうか、羽を広げるとかなり大きい。
川鵜も鷺も、魚を捕獲するためにやってくるのですが、その両軍が、沈黙、もちろん、
鳥ですから押し黙っているのが当然なのですが、おたがいに声をたてずに視線を投げ
て、じっとしている。
 
散歩人が何人も、立ち止まっている志摩の横に立って、こんなもの見たことない、な
んだろうねと話しかけてきました。そして志摩と同じように立ち尽くして、その光景
をながめやっていました。
志摩は、これからどうなるんだろう、という強い好奇心に駆られて、30分ほど、飽
かず見ていました。
やがてどちらともなく、鳥たちは羽ばたき、あっと言うまに青空に雲散霧消してしま
いました。そこで、志摩は考えました。
あれは、魚の捕獲をめぐる争いだったのではないか、と。
 
囲碁のことを『烏鷺(ウロ)の戦い)』と言います。
烏はカラス、つまり黒を意味し、鷺は白を意味します。
で、字は違いますが、これも鵜鷺(ウロ)の戦いであるな、と思って笑った次第です。

漁業権をめぐる争いと仮定して、しかし両軍は互いに理性的にふるまって、肉弾戦に
は至らなかった。人間よりマシだな、と思いました。
この件、鳥類学者に聞いてみたいですね。
 
かつて、小野十三郎という詩人がいました。
ウロ覚えなのですが、こんな詩を残しています。
『鳥が犬を見るように、犬が鳥を見るように、人間も人間を見ろ』
つまり、人間は、他者に対して、過剰な関心を持つな、持つから、不要な諍いが起き
るのだ、たまには他者のことを忘れろ、無関心になれ、と志摩は解釈しますが……

しかし、他人の所業に関心を持たざる得ないのが人間の病気ですからねえ、で、他人
のことを報道するニュースから目がはなせない。
志摩もその一人で、野次馬根性のカタマリです、ハイ。

志摩にとって、今年最大の『他者』は、トランプ大統領と金正恩総書記でした。
我が国の安全にかかわる重大事ですから、関心を持つのは当然ではありますが、御両
人とも異国人、他国人、会ったこともしゃべったこともない。ところが、百%他人で
はないような気がしてくるから不思議です。
情報化社会が生み出した珍現象ですが、珍とは認識されていない。
『そのひとのことを知っている』ということは、一体、なんであるのか?

江戸時代の村人は、多分、顔を知っている村内のひとの噂話に興じて楽しんでいたの
でしょうね。しかし現在は、世界中で他人のことを誰もがしゃべっている。
同国人のことならまだしも、異常と言えば異常ですね。
  
そのように考えると、たまには、『鳥が犬を見るように、犬が鳥を見るように』世間
に流布されている『他人様(ひとさま)の話』から身を遠ざけるのも一興かと思います。
今月は熱燗を呑みながら、自己の好きな世界に沈潜してしんねりむっつり過ごしましょ
う。 
 
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2.dbNET会員企業紹介   ~株式会社横森製作所~

このコーナーでは、dbNET会員企業を順次紹介しております。
企業概要、事業内容は各社のホームページより抜粋しております。
是非一度アクセスしてみてください。

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株式会社横森製作所(本社:東京都渋谷区)が階段屋として守りつづけてきたこと。

今でこそ鉄骨階段No.1ブランドとして、たくさんの建築物に携わっている私たち。
建築金物屋だった私たちが、「階段屋」としての歩みをはじめたのは半世紀以上も前
のことです。

以来、私たちは世界でも稀な階段専門メーカーとして変化をとげ、街づくりの一端を
担って参りました。
どのような建物にもぴたりと納まる寸法精度。作り手の意匠性が実現される技術力。
美しく合理化された生産ライン。安全と品質を徹底して追求する姿勢。
階段に向けられた要望には、求められた以上の水準でお応えすること。「階段屋」で
ある私たちが、創業以来ずっと貫き続けてきた姿勢です。

事業内容

・横森式鉄骨化粧階段/Z55-FRC階段/各種鉄骨溶接階段
・らせん階段・装飾階段の設計・製作・施工
・ 階段用手すり/各種手すりの設計・製作・施工
・建築用金属工事の設計・製作・施工
・インテリア階段の設計・製作・施工
・ 階段リニューアル工事

    http://www.yokomori.co.jp/


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3.ジェームス・ホントのささやき ~~『福沢諭吉について』~~ (11)
                      『学問のすゝめ』より

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『学問のすゝめ』の第9編は、『学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文』です。

『人の心身の働きを細かに見れば、これを分けて二様に区別すべし。
第一は一人たる身についての働きなり。第二は人間交際の仲間に居り、その交際の身
についての働きなり』ではじまります。
『第一、心身の働きをもって衣食住の安楽を致すもの、これを一人の身についての働
きと云う。しかりといえども天地間の万物、一として人の便利たらざるものなし。
一粒の種をまけばニ、三百倍の実を生じ、深山の樹木は培養せざるもよく成長し、風
はもって車を動かすべし、海はもって運送の便をなすべし。
山の石炭を掘り、河海の水を汲み、火を点じて蒸気を造れば、重大なる舟車を自由に
進退すべし』と続きますが、それらはすべて、自然からの贈り物で、人間が造ったも
のなどない』ゆえに、その実は『路傍に棄てたるものを拾い取るが如きのみ』と結論
します。
つまり、自然からの恵みで満足しているようでは人間とは言えない、『小安』にとど
まっていてはならない、新たに事を成すべしと述べます。
  
そこで、福沢は例として麦を精製する碾き臼をあげて、大切なことは、第二の働きで
あると続けます。
『およそ何人にてもいささか身に所得あれば、これによりて世の益をなさんと欲する
は人情の常なり。或いは自分には世のためにする意なきも、知らず識らずして後世子
孫おのずからその功徳を蒙ることあり。
人にこの性情あればこそ(人間交際の義務)を達し得るなり。
いにしえより世にかかる人物なかりせば、我輩今日に生まれて今の世界中にある文明
の徳沢(恵み)を得ざるべし』

人間は『世の益をなさんと奮励努力すべし』と言っています。
たとえば日本なら、旧財閥から、ソニー、ホンダ、松下にいたるまで、、現在ならば
楽天やソフトバンクといった企業がわかりやすいと思いますが、勇躍事を起こし、物
を作り、社会を変えて行く気概を持てと、福沢は叱咤激励しています。
 
まことに立派な言葉です。
ところで、現今の大企業の相次ぐ不祥事、一体、どうしたことでしょうか?
利益を追求するあまり、どうも、正常なコースから外れてしまったようです。
資本主義は、過度に及ぶと、倫理を踏み外してしまうのでしょうか?
利益追求が先鋭化すると、公徳心を失ってしまうのか?
こうした流れは、資本主義全般に通じる悪しき普遍性ではないのか?
愚生にはわかりません。

利益、収益とは何か?
特に大企業においては、『社会全体への利益』という回路を持つものでなくてはなら
ない、と思うのですが。つまり私益とともに公益をも満たすものであるべきです。
ところが、困ったことに、私益追求のあまりもう一方の公益を忘れてしまい『公の損
害』すらもたらしてしまう。誰もが不安になります。

福沢は、もうひとつの代表的な著書である『文明論の概略』の中で、
『徳性なるものは、一切外部の変化に関係なく、世間の毀誉褒貶をも顧ず、いかなる
威力にも屈せず、いかなる不遇にもめげず、確固として内に存するところの不動心を
云うのである』と述べています。
人間の徳は『まず家庭が第一の範囲である』から、徳性を『天下の一人一人をことご
とく説き伏せることは不可能なのである』と悲観的に吐露しています。

かつても言われたことですが、明治生まれの経営者が現世から総退陣してから、後続
の大正世代は、崇高にして単純な『世のため人のため』という倫理、徳性を失ったと
批判されました。
その伝で行くと、大正生まれの総退陣後、昭和世代が上位にのぼったことによって、
さらに『公』の意識が薄らいでいるのでは、と思ってしまいます。
では、どうしたら良いのか?
愚生にはわかりません。
が、思うに、徳性の涵養には、労働、特に肉体労働が不可欠ではないか、と思います。
現代では、ほとんど不可能かと思いますが。

ごく簡単に言うと、たとえば、次のようなことです。
遠い無文字社会のことです。
『おおい、太郎、重いから手伝ってくれ!』と狩猟から帰った父親が叫びます。
太郎は駆け足で父親の所に行き、二人でおいっちにっと猪を運びます。
父親は『太郎、ありがとう、助かったよ』
太郎はそれを聞いて、父親の役に立てたことに喜びを感じます。
そして母親も含めた三人で汗だくになって、猪を解体します。きつい作業です。
そうした労働が人間の徳性を磨き、協同作業の大切さを学ぶ契機になったのではない
か?
人間にとって根源的な『モノを食べるため』という目的に向かう時、互助、共助の精
神が醸成されるのではないか?
徳性の基本は、労働から生まれた、というのが愚生の見方ですが、いかがでしょうか?
 
企業規模のいかんにかかわらず、企業の上層部の方々には、福沢が言うところの第二
の働きである『人間交際の義務(社会性)』の意識を強く持って頂きたいですね。



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4.dbNETファミリーへのリンク

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☆リアリムプロジェクト   http://www.realim.jp/
  ・写真をもとに外壁や内装などCGパースシミュレーション

☆リフォナビ   http://www.refonavi.com/
  ・住宅、マンションリフォーム会社総合情報サイト

☆ユ二クル    http://www.dbnet.gr.jp/unicl/
  ・マンション改修のためのコストシミュレーションソフト

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☆クローバー総合サービス㈱ http://cloverts.jp
  ・25年の実績を持つCAD集団、BIMのご相談、耐震改修に対応


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5.エピローグ

情報化社会というのは、玉石混交の『世間話』が無限に広がって行く社会のことのよ
うです。他人(ひと)のことが気になって仕方がないのは、人間の習性のようで。

人間には好奇心という厄介で面白い感情があり、これを抑えるのは至難の技です。
それが向かう方向は様々ですが。

世界情勢に向かうのか、国内政治に向かうのか、芸能世界に向かうのか、スポーツ世
界に向かうのか。ひとそれぞれ向きが違います。
週刊誌は、その点で、かなり考えられたものです。
あれやこれや、万遍なく、刺激的なニュースが載っている。
人間は、特に近代になって、新奇な技術と刺激的なニュースに捕縛されるようになっ
ています。
 
1652年、ロンドンの一角に、コーヒーハウスが誕生しました。
いまでもコーヒー狂は多数いますが、当時は、誰もがこんなもの飲んだことないと
興奮したと思われます。
やがて、コーヒーハウスがいくつも出来て、男どもが多数集まるようになりました。
その目的は何か?
おしゃべり、ですが、何を話すのか?
海外にある植民地の様子、それにまつわる貿易のこと、つまり海外の新情報です。
コーヒーハウスには最新情報を満載した定期刊行物、郵便、株式仲買人、各種の情報
通が集まり、コーヒーを飲みながら喧喧囂囂、さぞかし騒々しかったと思われます。
しかしこれは、公共圏の発生とも言えるもので、当然、政治的なことも話されるよう
になりました。
当時のエリート層にとって、コーヒーハウスは一大情報源でした。
時の政治権力はこれを危険視し、閉鎖を命じましたが、すぐに撤回、コーヒーハウス
はいよいよ繁盛しました。
また政府側も、そこからの税収を目当てに、存続を認めるようになりました。
 
見知らぬ同士がある空間で、たまたま知り合いになり、万端に渡って丁々発止するの
は楽しいものです。志摩も大好きです。
現在は、焼き鳥屋、居酒屋がそうした空間になっているようです。
やはり、『生』の会話ほど楽しいものはない。心にも残ります。
 
ところで、電車に乗ると一目瞭然ですが、大半のひとがスマホをながめている。
何を見ているのでしょうか? 
読書しているひとはごく稀です。
ゲームか? なんらかの情報か?
友人同士で腰かけていても、会話を交わさず、ふたりで黙ってスマホに夢中になって
いる。これでは対話力、会話力は向上しませんね。
 
多様化の時代と言われますが、その行為において、多様化していない。
のぞいている中身は違っていても、逆に、スマホに夢中になるという点においては
画一化が進んでいるように思われますが、どうでしょうか?
神殿の元に集まっている群衆のようです。
で、志摩は、これをスマホ・ファシズム(結束・束ねられている)と命名しました。
男子たるもの、容易には束ねられない人間になりましょう。
 
読者諸兄よ、ひとの話をきいていますか?
こらっ、態度が悪いぞ、またそんなものに目を奪われて!
ビール瓶で、いやリモコンで殴るぞ!
志摩は酒癖が悪いんだからな!

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